なぜボランティア活動はやろうと決めたことが出来ないのかを考えてみる
ボランティアの会議、及び研修に3日間参加して来た。ボランティアはPDCAサイクルが回らないもんだなぁと思う。やろうと決めたことがなかなか実行できずに終わる。今回の会議は、それをどうにかしようという内容が含まれていた。
ボランティアといえど、成果は大事だ。
ビジネスの場合、成果が出ないというのは、お金が無くなっていくことを意味すると思う。だから、どんなことをしてでも成果は欲しい。自分の生活が苦しくなってしまうから。
ボランティアはビジネスではない。だから、失敗をしても自分の生活が苦しくなるということはない。でも、何時間もかけて一生懸命取り組んだのに、結果が思わしくなければ、残念な気持ちになる。
その残念な気持ちは、「なんでこんなに時間を割いて、こんなことをやっていたのだろう」だ。
そして、この気持ちは結果が出る前も襲ってくる。
目標が何ヶ月も先にあったりすると、とても不安になる。みんなで計画したことでも、「今やっていることはあっているのか。」と不安になり、いずれは「なぜこんなことをやっているのだろう」に変わってしまう。
みんな、失敗をして、残念な気持ちになりたくないんだと思う。
多くの会議を重ねて決めたことなのに、途中で「これ(計画)は間違ってるんじゃないかと思う」とか、「忙しい」と言い出してやらない人が出てきてしまう。もちろん、その判断が正しい時もあるけど、多くは不安に負けてしまっていることが多いように思う。
不安なのはみんな一緒なんだ。その気持ちに打ち勝って「やる」と決めたことを必ず実行することが、きっと大切だよな。
誰かがその気持ちに負けて計画を実行しなければ、みんなもその気持ちに負けて、計画は失敗する。
ボランティアだから、失敗をしても大きく生活に影響はないかも知れない。むしろ、計画を実行しないことで生活にゆとりが出るかも知れない。
それでも、自分に負けてはいけない。やると決めたんだから。