もとかわのブログ

気ままに生きていきます

剣道の誤審

剣道の試合は、いろんな意味で面白い。その面白さの1つに、誤審がある。

 

剣道は、コテ、メン、ドウ、ツキの打突をどちらが先に決めることが出来るかによって勝敗を決するスポーツである。剣道はめちゃくちゃ誤審が多い。

 

剣道は、フェンシングのように機械をつけたり、ビデオ判定みたいものが一切ない。人間の目だけで、どちらのなんの技が決まったかを審判は判断をしなくてはいけない。だから、誤審は多い。

 

自分も何度か誤審で試合に負けたことがある。僕のデビュー戦も誤審から始まった。

 

でも、ここに剣道の面白さがあるような気がする。自責の念みたいなものがある人ではないと強くなるチャンスが与えられないからだ。

 

あまりに誤審が多いから、いつ負けても「審判がおかしい」と審判に文句をつける選手は少なくない。

 

審判だって、したくて誤審をしているわけではない。誤審疑惑があったその時、選手は「自分の打突が完璧ではなかった」と思い、審判は「しっかり見れていなかったのではないか」と思うことで両方が成長できると思う。

 

大事なのは、自分しか変えられないということなんじゃないかと思う。自分が負けて、審判に文句を言っていても何も変わらない。

 

ただ、負けたことの原因を考え、その改善に努めることで自分は変わることができる。

 

自分にとって悪いことがあった時、自分にとって都合の悪いことが起こった時、どんな時でも「自分が変わろう」という気持ちを持って生活するのは、とても大切だと思う。

 

じゃあ、今の自分はどうだろうって考えると、「実家にいて勉強に集中できる環境にない」って考えちゃってるので、自責の念が足りなすぎる感覚でこんなブログ書いてる僕は──。