自尊感情、自己否定型ナルシシズム、近接の効果!
以前、勉強をすると見える景色が広がるねっていう話を書いた。
そういえば、ゼルダの伝説、ゲーム大賞最優秀賞とってましたね。
勉強したら見える景色が広がるのは、間違いのないことだと思うけど、見えるものは良いことだけではないのだと思う。
特に、教育や心理学といったものは時に自分を生きにくくするものだなぁとつくづく思う。
教育を学んで行く中で、自尊感情というものが幸せになる上で大切な感情だということに気付いた。この自尊感情は、「自分を価値のある人間だと認め大切に思う気持ち」のことを指す。
この自尊感情を高い人間になるためには、理由なき愛情を注がれて育つことが1番だとされている。
ボランティアや教育実習の際、私は理由なき愛情を注ぐことに必死になった。それは自尊感情を高めてもらうには必要なことだと知っていたからである。
でも。。。本当は愛情表現というものは、自然とできるものなのではないかと思う。
僕の思考回路は、
子供達を幸せにしたい
↓
自尊感情を高めてあげなくては。
↓
自尊感情を高めるには理由なき愛情が必要だ!
↓
愛情表現。
ということになる。でも本当は、
なんかこの子を大切にしたい
↓
愛情表現
という簡単な思考回路で済む話なのだと思う。後者の考えを持つことの方が、自然な愛が育まれることを知っていても、もう僕には、自然な愛の育て方ができない。(かもしれない。)
心理学はもっと厄介なようだ。(以前ラジオで聞いた話を元に書く)
最近、テレビで大御所チックな人が、
「どうせ私のこと年寄りだと思ってるでしょー?」
と言っていた。この場合、共演者一同、否定せざるを得ない。
これは、わざと自分を否定して他から褒めてもらうことで自分のことを高めている。
こういったナルシストの形態のことを、「自己否定型ナルシシズム」というらしい。
このナルシストがどんなナルシストよりも1番ナルシストを表してるのだとか。
僕は、先輩から
「どうせ俺のこと尊敬してないんだろー?」
と言われたら、全力で否定させてもらうが、ナルシストなのかなぁとは思うようになった。
もう1つ、心理学について。
近接の効果というものがある。簡単にいってしまえば、物理的に近くに人がいるとその人がなぜだか親密に感じるというものである。
これを知ってしまった瞬間から、今まで仲良くなりたい人と自然と距離を縮めていけたはずなのに、
人と仲良くなろうとするとき、
「近接の効果だ!」
とひらめくようになった。
勉強をすると、多少生きにくい。
こともある。笑